〔049〕雲取山 (2,017m)
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2003年09月19日(当時54歳)
  ”三条ノ湯”を過ぎると沢から外れ ”水無尾根”と呼ばれる穏やかな勾配の雑木林の道が淡々と続く。
何の変化も無い景色が長く続くので飽きが来る。 2時間15分で開けた ”三条ダルミ”に出る。
  ここからは一転して登りがきつくなった。
山林道の終点はユーターンスペースしかない為、路肩に車を停める。
林道終点の奥が登山口となる。

沢沿いの ”三条ノ湯”への道。 傾斜は緩く歩き易い。

”三条ノ湯”の下にあるキャンプ場にはわさび田が隣接していた。
登山道から見上げた ”三条ノ湯”。

”三条ノ湯”全景。 入浴料が600円と高かったので下山時の入浴は見送るかも?

”三条ノ湯”から ”三条ダルミ”まではハイキングコースの様な
穏やかな道が
延々と続く、距離は長く、途中に水場は無かった。

水無尾根登山道の途中で見掛けた ”ナメタケ”の群生。
キャンプならお鍋になっていただろう。

山頂からは目の前に ”富士山”の展望が広がる素晴らしい景観が得られた。

山頂直下の ”避難小屋”。 中はとっても綺麗だった。

山頂全景。 樹林に隠された東側以外は展望が良かった。
2時間50分にて ”雲取山”(2,017m)に着く。

富士山の右側には赤石岳、北岳、正面には瑞牆山が見えているはずだが・・・
地図を持っていないので良く判らない。

雲取山の感想
  山頂の景観は文句ないが ”三条ノ湯コース”は長い道中に見るものが
無く、ただ淡々と歩くだけの詰らないコースに感じた。
他のコースはどうだか判らないが、ひたすら距離が長くしんどいだけ。
今日の温泉
 下山途中の ”三条ノ湯”に入ろうと着替えは持って登ったのだが、入浴
後に20分の下山の続きがあるのと600円と高いので見送って、下山後、
”小菅の湯”(500円)で汗を流す。
'03年度の日本百名山行脚
    09/19      09/20
    雲取山 丹沢山
山梨県北都留郡丹波山村

標高差:1,088m
Road Map :R411の奥多摩湖を少し西に進んだ辺りから三条の湯への後山林道を終点まで走る。
Route Map:後山林道の終点から三条の湯を経由して水無尾根から山頂を往復する。

多摩源流 ”小菅の湯”(こすげのゆ)で汗を流す。

山頂から伸びる尾根筋を見る。
この先は ”小雲取山”(1,937m)、奥多摩小屋に続いている様だ。
日本百名山』 富士山が見えた以外はサプライズの無い山だった。
くもとりやま
深田久弥著の「日本百名山」から
  三多磨が東京都に編入されて以来、この大首都はその一隅に二千mの高峰を持つ名誉を獲得した。
あえて名誉という。 煤煙とコンクリートの壁とネオンサインのみがいたずらに増えていく東京都に、
原生林に覆われた雲取山のあることは誇っていいだろう。
前日の移動
  夜中のの2時過ぎにお祭(地名)からの後山林道に入ると、途中、3匹の鹿と出会う、その内の
りっぱなツノが生えた雄鹿は100m程、車の前を走ってくれた。 後山林道は10km程で終点となる。
  林道終点にはユーターン用の広場があるだけで駐車スペースは無い、道端に車を停めて仮眠する。
当日の山歩き
  6時35分出発、沢沿いの崖っぷちの道ではあるが勾配は少なく、整備が行き届いている歩き易い道である。 25分で ”三条ノ湯”に到着。 入浴料(600円)を確認して通り過ぎる。 帰りに温泉に入れる様に着替えは持参して来ている。
先行車のドライバーは既におらず、”三条ノ湯”の
宿泊者かも知れなかった。
樹林帯の中であり、展望は無いが雰囲気の良い道が続いた。
何度か小休止しながら登り切ると、2時間50分で雲取山に着く。
快晴であり、富士山の展望が素晴らしかった。
登山道がきつくなったと言っても、これで普通の勾配だろう。
  山頂避難小屋は新しく、綺麗に管理されている。
シーズンにはハイカーでごった返すらしいが、
今日は反対側から登って来た東京の人が一人のみだった。
山頂で30分休憩して10時に下山開始する。
”三条ノ湯”での入浴は入浴後に20分歩く必要があるので見送った。
5時間40分で雲取山を終え ”小菅の湯”で汗を流し ”丹沢山”へ移動する。
2023年11月15日改定
”富士山”をバックに登頂記念撮影。
同じく記念撮影。